運動の必要性

食事制限を行うだけでもカロリーを制限し、痩せやすい身体を作る事は可能ですが、身体に付いた脂肪を燃焼し、締まった身体をつくる為には運動を行う事が不可欠です。また適度な運動を行う事で運動不足を解消すると、インシュリンの分泌が押さえられる為、ダイエットには早道です。
必要な運動には脂肪を燃やす「有酸素運動」と痩せやすい身体をつくる「無酸素運動」の2つがあります。
また、ダイエットの注意点として、体重が1ヶ月に5%以上減少すると危機感を感じて、体が少量のエネルギーでも体を維持し続けられる様に、生きる為に必要なエネルギー消費を減少させる機能を働かせます。
また、体重の減少が身体に反映してくるのは約1ヶ月後といわれていますので、目標体重に到達したら、頑張って1か月我慢して、停滞期を乗り越える事が本当の成功といえます。

食事の間隔は3時間以上あける

食事を抜いてしまうと、人の身体は飢餓感を感じ「今後も栄養が取れないかもしれない」と思ってしまう為、次の食事で必要以上のエネルギーを吸収する、という働きをもっています。その為に朝食を抜いて1日2食にしてしまうと、最も痩せにくい身体を作るという事になります。
ならば1日5食でも良いのかというとそうではありません。身体がエネルギーを消費する際にはまず食事から取り込まれた炭水化物が使われ、それでも足りない場合に身体に蓄積された脂肪が燃焼されます。

食事摂取後、体内の脂肪が燃焼するまで約3時間かかりますから、その間に再び食事を取ってしまうと体内では脂肪を燃やす働きから体内に脂肪を蓄える働きへと変更されてしまいます。つまり食事の間隔は最低でも3時間以上開けなければダイエットにはならないという事です。
間食が太るのはカロリーオーバー以外にもこのような理由があるので間食は控えましょう。