食事の時間②

よくお医者さんやテレビなどで就寝の3時間前に食事をとらないほうが言われているのを聞いた事ありませんか? 何故就寝3時間前に食事をとらないほうがいいのかというと、それには大きく分けて2つの理由があります。

①睡眠の質が下がるため

就寝直前に食事をとると睡眠の質が下がると言われています。
食事をとると脳や体は食べ物の消化や吸収にエネルギーを使うため、睡眠中もそれが活発に働くため、体を休めることができず、しっかりと寝たはずなのに疲れがとれなかったり、眠気が残ったりします。
つまりこれらの働きがおこなわれずしっかりと睡眠をするためには就寝前3時間前には食事を極力控えたほうがいいでしょう。

②太りやすくなる

これは聞いた事ある人も多いかもしれませんが、よく「ご飯食べてすぐに寝ると太るよ?」って言われたことありませんか? 実はこれは事実で、食後30分は消化の為に安静にする必要があります。30分~1時間後というのは血糖値が頂点に達して、インスリンが分泌される事で、脂肪が体内で蓄積されやすくなる為です。
つまりこの30分後以降に軽度な運動などからだをほどよく動かす事で、太りにくくなります。
また22時以降は脂肪を蓄積しようとするたんぱく質のBmal1(ビーマルワン)の分泌が急増します。
つまり、就寝前の3時間以内に食べると、インスリンやBmal1が分泌されて脂肪が蓄積されやすくなるため、その結果太りやすくなるのです。