食事の時間①

私達は子供のころから朝・昼・夜と1日3回食事をしましょうと教えられてきました。
実際多くの人は多くの人はこの1日3回の食事をしていますが、近年様々な理由で朝食を取らない人や、ダイエットの為に1日1食しかとらない、食事の回数を増やして1回の量をへらす人などが増えてきております。
実際にこれらは我々の身体にはいいことなんでしょうか?

例えば1日1食や1日2食など食事の回数を減らしている人の多くがダイエットなど何らかの理由からによるものです。
実際メディアでも食事回数を減らしてダイエットが成功したなどという風に取り上げることもあるため、食事回数を減らせばダイエットすると思いこんでしまう人も多いですが、実際に日本人は江戸時代までは朝と夕の1日2回の食事で生活を行っていました。
世界を見渡しても1日2食という考えの国も多く、現在でもその考え方は根強くあります。

また食事回数を増やして1回の食事の量を減らすというのも決して誤った考え方ではなりません。ただし重要なのは食べるもののカロリーなどの内容で、高カロリーなものを回数分けて食べるのはよくありません。
バランスが非常に大切になります。実際食事自体カロリーを消費する行為なので、1日のうちに代謝が上がる回数が増え、その時に栄養をこまめに補給することで脳が体内の栄養を消費していいと判断し、脂肪を蓄えなくなるので、ダイエットをするかたにはおすすめの食事法かもしれません。

勿論最もバランスがいいのはやはり1日3食キッチリ食べることですね。これは1935年に国立栄養研究所の佐伯矩医学博士が提唱したことをきっかけに、朝昼晩、1日に3回食事をとることが推奨されるようになりました。
成人であれば1日に必要なカロリーは2000キロカロリーといわれており、それを3回に分け、バランスよく摂取するのが我々の生活リズムと照らし合わせて最もベストな食事法だからです。