食事の時間④

みなさんは普段どれくらいの時間をかけて食事をされていますでしょうか。もちろん朝、昼、夜、その日の予定などで食事に費やす時間は様々だと思います。
ですが、食事にはこれ以上の時間をかけて食事をしたほうがいいという理想の時間があります。

太りにくくするには1回の食事に20分以上かけて食事をするというのが本来は必用といわれています。というのも昔から親や祖父母から食事はゆっくりするほうがいいと教えてもらったことありませんか?ゆっくり食事をすることで満腹中枢が作用して満腹感を得るまでに約20分の食事時間が必用だからです。
そのため20分以内で食事をすませてしまうと、満腹感を得られずにおやつなどを食べたくなってしまいます。

また男性に多い早食いは血糖値が急激に上昇する原因になります。また昔からよく噛んで食事をしなさいと言われていた人も多いと思いますが、一口につき20~30回ほど噛んで食べるのがおすすめと言われていますが、わかっていてもなかなか難しいですね。
また、食べる順番に気をつけることで太りにくくなります。というのも血糖値を上昇させやすい炭水化物や糖質を含む食材を食事の最初に食べると血糖値が急激に上がりやすくなります。
血糖値が上昇するほどインスリンの分泌量も増えるため太りやすくなってしまうのです。

食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにする働きがあるので、食物繊維を多く含む食材から食べはじめるのがおすすめです。
ですので食物繊維が豊富な野菜や海藻類、きのこ類などから食べ始め、炭水化物や糖質を含む食材を食べることを心がけましょう。
そうすることで肥満防止にもなります。